ステレオウーマン

趣味が多いオンナ

江戸の恋 「粋」と「艶気」に生きる

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2020.04.15 読了

 

 

高校の日本史や古典で習ってきた

江戸時代の文学、浄瑠璃狂歌、歌舞伎etcから

 

恋というものを分かりやすく解説してくれる。

 

 

 

江戸時代の恋と現代の恋は

似ても似つかないが通づるものがある。

 

 

 


例えば、知識で惚れるのではなく、

知性で惚れるというのが個人的に共感したところ。

 

 


現代の人は割と色んなところで知性を発揮できるが、

 

江戸時代の人はその知性というのは、恋文で示した。

 

 


ただの知識だけでは発揮できないセンス。

 

 

 

 

他にも 恋は贅沢だということ。

 


性に目覚めたら親戚の皆で笑ってくれること。

 

 


"浮気"な結婚は数少ないこと。

そもそも浮気って何?

 

 

 

こういう疑問もこの本が分かりやすく教えてくれます。

 

 


自分の力では中々学べない分野なので、とても面白かった。

 

 

#江戸の恋

#田中優子

 

江戸の恋 ―「粋」と「艶気」に生きる (集英社新書)